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バランス

2008年01月29日
NikiNiki会員 ラベンダーさんの日記から

いつもお世話になっている知人の店。
カウンターだけのその店は、個性的な面々が集う。
そしていつの間にか皆が語り合い、親しくなる場所。
※但し、皆が話しかけてくるから自分にエネルギーが無い時は疲れてしまうと言う反面もある。

その日気がつくと、私以外の客は“大学教授”と言われる3人だけ。
3人はそれぞれ、大学も違えば専門も違う。
たまたまその日集まった3人の大学教授。

私は自分が“場違い”だと感じながらも
「こんな事も珍しいし、教授達がどんな話をするのか?」と興味津々!

大学では授業料を払わないと聞けない人達の話だ。
まるでパネルディスカッションをライブで聴いているようなものだ。
あ~文化的!

そして知性の集まりの会話は、音楽に例えるなら
クラッシック音楽のような美しい理論と言葉の旋律であろう♪
テンションは上がり、期待は膨らむ。
あ~贅沢なひと時!

姿勢を正して、3人の会話を拝聴。

・・・と・こ・ろ・が・・・
アルコールのシコタマ入った3人の教授達、
“自制”と言うブレーキはとっくに崩壊。
人の話なんか聞いちゃいない。
思い思いに、一声に喋りだす!
誰が?何を?喋っているのか聞き取れないくらい自由奔放に・・。
・・・唖然。
クラッシク音楽どころか、ヘビメタも真っ青の不協和音!

ありがたく拝聴していた私は心の中で思わず

「うるさぁ~い!黙れ~っ!このじじぃ達!」

(実際に声を出さないところが、私の奥ゆかしい所である)

そして、あまりの期待はずれに可笑しくなってしまった。

世の中は優れたものばかりでは、きっとつまんないものなんだろう。
優れたものを引き立てる正反対のものがあってこそ、それは輝くのだ!
漫才だって、ボケとツッコミで成り立つように・・・。
きっとそうやって世の中、バランスが取れているのだ。

酔っ払いの3人の教授に、身をもって教わった貴重な講義であった。


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